中学受験生におすすめの計算問題集 計算奥義(TOMAS中学受験シリーズ)について
書きたいと思います。
この問題集の良いところは、
計算の手法ごとに単元が分かれていて、
その手法が、重要例題及び奥義として示されている
ところです。
たとえば、分配法則の単元の奥義では
①②省略
③ C×( A + B )= C×A + C×B
④ C×( A - B )= C×A - C×B
と書かれています。
そのほか、特訓類題として、単元によりますが、約20~70問あります。
使い方としては、お子様が算数でミスした問題の計算過程などを見て、計算
でミスしているところがあれば、その計算手法の単元を計算奥義から探して
「その単元のみ」やる、
特訓類題を何問解くかは、理解度に応じて増減
(5問程度でもよいかもしれないし、理解が不十分そうなら、理解ができ
たと思える問題まで)させるとよいでしょう。
我が家では、上記の分配法則の理解があやしいときがあったので、分配法則
の部分をやりました。特訓類題は45問中、33問まで解かせました。
分配法則は、中心角部分が重なっている、大きい扇形から小さい扇形の面積
を引いて残りの部分の面積を求める問題などで、
円周率3.14をくくりだして、3.14の掛け算をするのを1回減らして
計算の手間を減らす(これで間違いも減るはずです)
ときに使います
(上記の奥義だと④のCが円周率×中心角60/360にあたる)。
例えば、半径10cm、中心角60度の扇形から、半径5cm、中心角60
度の扇形をひくときの計算は、
(10×10×3.14×60/360)-(5×5×3.14×60/360)
=3.14×60/360×(10×10ー5×5) というふうに。
塾から日能研の計算問題集(マスター1095題)をすすめられたのですが、
計算の手法の何をマスターするのかが明示されていない(解答解説において
も)ものであったため、あまりしっくりこないと思った私が、大手書店で計算問
題集を何冊も見て、この問題集にたどり着きました(当時のネット上の記事
での紹介は見当たらず、自力で発見)。
この問題集は2012年に初版が発行されているものの、知名度はいまだ
低いと思われますが、個別指導で有名なTOMASさんの出版で、算数が得意に
なると記載されているだけあって、よくできていると思います。
レベル別に3冊に分かれており、第1巻導入編、第2巻展開編、第3巻完結編
です。いずれも1冊1760円(税込)で、計算問題集としては高めですが、な
かなか良い問題集だと思いました。上記分配法則は、第2巻展開編に掲載され
ていました。分配法則は、苦手意識をもつ受験生が少なくないかもしれません。
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