中学受験算数の一流講師の名簿といえるかも(東京出版の「中学への算数」の臨時増刊号「必ず解きたい算数の100問」の末尾の執筆者一覧が)

 この本は東京出版の本ですが、1,2年前の入試問題の中の学習効果が高いとして選ばれた問題が、関東・関西等の大手進学塾の講師等によって解説されている、共同執筆の本です(なお、2023年版には、四谷大塚や日能研の先生方のお名前の掲載はされていません。理由は不明です。)

 2023年版の執筆者一覧を見ると、関西の浜学園の、灘中模試の動画解説を担当していた先生、サピックス算数科主任の先生、早稲アカのNN開成クラスの先生(肩書は、いずれも私が息子の中学受験支援をしていたさなかに認識した当時の担当、肩書)が含まれていました。上記の浜学園の先生は、灘中入試2日目の問題解説を執筆しています。

 中学受験の最重要科目である算数の先生が誰になるのか、は重要です。我が家が塾選びをするときは、この視点はない状態でしたが、これから入塾される方、まだ4,5年生の方は自分の先生がこの執筆者一覧に含まれているか、確認してもよいかもしれません。

 私の見立てでは、おそらく、各先生の執筆担当する学校の難易度と、先生に対する評価は、ある程度の相関関係があるように思われます(なお、早稲アカは、NNに注力しているのか、6名程度いらっしゃるはずのNN開成の先生は上記1名だけのようです。)。

 成績によって所属クラスが決まる塾がほとんどでしょうから、生徒が先生を選べるわけではないと思われますが、もし、自分の算数の先生がこの執筆者一覧に載っているのであれば、いい先生に恵まれた、といえるかもしれません(評価の高い先生でも、相性がよいとはかぎりませんので。) 

 なお、大手塾をおやめになり、独立して個別指導等をしていらっしゃる先生は、執筆者一覧には含まれてきません。

 この話が参考になれば幸いです。最後までお読みくださりありがとうございました。

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