中学入試の算数は、一部の難関校を除き、考え方があっていたとしても、
答えが合っていなければ点数がもらえません。
正確な計算ができないと、点数が伸びないのです。
また、計算の速度、正確性は、
算数の勉強効率
にも大きな影響を与えます(『中学受験を成功させる算数の戦略的
学習法』改訂3版(エール出版社。中学受験算数専門のプロ家庭教師である
熊野孝哉先生著)p14以下参照)。
計算速度が遅いと、演習問題数が減ってしまうのです。
(例 ライバルが10問解く時間で5問しかできないと、差をつけらてしま
います。)
また、計算が不正確だと、答えが合いませんので、どこでどう間違えたのか
の確認に時間をとられ、
本来習得すべき内容にあてる時間が減ってしまいます。
では、どうすればよいのか?
もし、計算手法に不得意な部分があるようでしたら、別記事おすすめの計算
問題集で紹介した
『計算奥義』で「短時間で」苦手な計算手法を強化。
(計算力は重要ですが、それだけに時間をかけられないため。)。
なお、お子様が小学3年生以下であれば、時間的余裕があるはずですので、公文式
も計算力強化に有効です。
(『ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る鉄緑会とサピックスの正体』
p184~6(幻冬舎新書 おおたとしまさ氏著)の、東大医学部現役生覆面座談会
では、6人中、少なくとも4人が公文利用者でしたので、有用性は高いと考えられます。)
なお、我が家は、公文には通わず、3才頃から小学2年頃までに、市販の公文教材で、
小学校のカリキュラムにある計算問題をすべて終わらせていました。
参考になれば幸いです。
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