中学受験算数の伴走者として私(父)のやったこと

 ~伴走のため、保護者は何をすべきなのか

   → 内容概要、志望校の頻出単元、志望校の入試問題の難易度等の把握

  (なお、小3の年末までは妻が計算、塾課題の伴走をしていました。)

0 はじめに(前置き)

1 中学受験算数の全体像を把握(熊野孝哉先生の本を読む)

2 予習シリーズをネットで購入(書店での販売なし)、読む

 (本記事はここまでです。)

3 熊野孝哉先生お勧め教材(典型問題を扱う問題集等)の購入

4 開成、筑駒の過去問をやり、解説を読む(最終到達点(希望)

 のレベルを知る。)

5 息子の宿題を解く(類題を2の問題集等から探す)

6 宿題の単元で、コベツバWEB授業で扱われているが、塾教材

 にない内容がないか確認。

7 息子と算数の勉強時間帯を決め、そのときに、となりに座り、

 宿題を解くのを見て、必要に応じて解説する、又は参考になる

 問題と解説を示す+小4時は、秘伝の算数(入門編)読ませも

8 塾教材で扱っていない問題を、コベツバで見せてやらせる

9 復習テストやサピ模試の振り返り(志望校合格ラインに達する

 ためにとるべき正答率高めの問題で、間違ってしまった問題の復習)

10 6年9月以降の過去問演習の復習で解きなおした上、コベツバの

 過去問解説を見せる(直前期には自分で見るように仕向ける。)

0 はじめに(前置き)

 計算力が必要なので、幼稚園ころから小3までは妻のもと、公文

 の計算ドリルや、トップレベル問題集などをやっていました。

 また、小1ではアルゴクラブ(算数的ゲームの競技場。2025年

 2月の別記事で紹介)という数字の書かれたカードや積み木のような

 立体を使った遊びを塾でしていました。

 小2,3では、塾で中学入試の場合の数等の問題を、やさしく

 アレンジしたような問題やパズルのような問題等を週1のペースで

 やっていました(時間のある低学年時に、じっくり思考させるのが

 目的と聞きました。)。

 本テーマでは、私(父)が関わり始めた小3の年末からを中心とし

 て数回に分けて書いていきたいと思います

 塾から言われることとして「親は教えないでほしい、子が混乱す

るから」とよく聞きますが、塾は、例え少人数制の塾であったと

 しても、子の答案の隅々まで見てくれるとは限りません。そうであ

 れば、親が子の勉強内容を予習して、見てあげる方法が考えられま

 す(我が子のことを、親が見ずして誰が見る?親しかいません。)。

 我が子の勉強理解度の把握を人任せにせず、親みずから把握して、

 子の受験を成功させよう、と意気込んでおりました。

 以下のように、親がまず勉強して、典型問題の典型的解法を

 習得して、子の理解度を見抜けるようにしておくべきと思われま

 す。そうしないと、塾に成績が伸びない、と相談するにしても、

 抽象的になってしまい、具体的なアドバイスを引き出すことがで

 きなくなると思われます。どの単元のどんな問題が、どこまで

 理解できて、どの点が理解できていないのか、を把握せずして

 相談しても、塾の先生に適当にかわされるかもしれません

 (毎回の復習テストの出来で、それなりに把握はできますが、

 その結果が出た日には、新しいことを教わってくるので、その

 復習をしなければならず、復習テストの実施前に、理解不足の

 問題を特定する必要があります。)。

1 中学受験算数の全体像の把握

 まず、中学受験算数の全体像を把握しようと思いました。大型

 書店の中学受験のコーナーであったと思いますが、「中学受験を

 成功させる算数の戦略的学習法」(熊野孝哉先生(2024年12月

 の別記事で紹介済み))を見つけて買って読みました。勉強法、塾

 、よい問題集や過去問、模試のことなど一通りのことが、具体的に

 書いてあり、とてもよかったです。なお、この本には、難関校編

 というのもあり、それも読みました。

2 予習シリーズをネットで購入(書店での販売なし)し、読む。

 まず、オーソドックスな解法を習得すべく、四谷大塚のサイト

 から「予習シリーズ」4年の上下、5年の上下、四科のまとめ

 (総復習用教材)を買いました。これを選んだのは、上記1の本

 に

 「問題の選び方、解説内容ともオーソドックスで癖がなく、良い

 意味で教科書的な教材」「定番中の定番教材」と紹介されていた

 からです。

 (ちなみに、サピックスには、このような教材はないようで、

 毎週の授業で、冊子が配られているようです。)

これらを購入したのは、息子が小学1年のころで、遅くとも

小3冬までには必修例題は一通り終えようと思い、勉強を

 始めました。私は中学受験はしていませんが、大学受験(文系)

 のために数学は勉強しており、その蓄積がありましたので、さ

 ほど読むのに苦労はしませんでしたが、速さの単元は理解でき

 ないところがありました。

 予習シリーズの目次の項目数(総合回を除く)は

 4年上…16 4年下…15 5年上…16 5年下…15

 で、進むにつれ、内容が難しくなっていきました

 (現在の版では項目数が変わっている可能性があります。また

 、季節講習テキストで新規単元を進めている可能性があります。)

 1項目につき、必修例題は4,5題ありました。

 (今回の記事はここで止めます。ここまでお読みくださりありが

 とうございました。この記事が参考になれば幸いです。)

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