~伴走のため、保護者は何をすべきなのか (その3)
4 筑駒、開成の過去問をやり、解説を読む(最終到達点(希望) のレベルを知る。)
息子に中学受験をさせようと比較的早くから考えておりました。
志望校は決まっていませんでしたが、漠然とトップ校に導きたいと
親としては思っておりました。
そこで、筑駒・開成がどんな問題を出題しているのか、最終到達点
のレベルはどのくらいなのかを過去問をやることで把握し、日頃の勉
強に生かしていこうと考えました。
解説が詳しいほうがいいだろうと思って、最初に買ったのは、
開成中学 入試問題講義の実況中継(語学春秋社。河合塾講師著
2009年初版)でした。
なぜ、大学受験の塾である河合塾講師の著作なのかは不明です。
比較的詳しい解説でしたが(33問を230ページを使って
解説。)、十分理解できたとはいえない状態でした。
次に、息子が小3のころ、筑駒中算数の25年(平成2~26年)
(声の教育社)と、学校別対策 筑波大附属駒場中合格への100題
(富士教育。グノーブル算数科著。昭和63~平成26。単元別に
なっているのがよい。)を買い、朝の通勤電車内で問題を
解いていました。
2冊買ったのは、解説が2つあれば、理解しやすくなるであろうと
思ったからですが、解説2種類を読んでもよくわからない問題も多く、
親だけでは対処しきれないだろう、と思いました。
このほかに、参考資料として購入したのは、
直前期1カ月で開成算数対策を完成させる、開成中学365+
(受験ドクター出版)です。
開成中の問題を、根本原理という、個別指導の受験ドクターさん
が名付けた基本事項の何が必要かと、正解へのステップが示して
あるもので、よくできた解説書だと思いました。根本原理に関する
類題も掲載されておりました。また、早稲アカさんのNN開成で配っている
非売品の、筑駒過去問の解説をメルカリで買いました。
今は別記事で紹介した、中学受験コベツバ(超おススメの算数の動画
教材。学校別過去問あり。10年分くらいが13000円程度。コベツ
バ卒業生の正答率がわかるので、捨て問がどれかもわかるのが貴重)が
あるので、そちらをメインに利用し、上記の本は、適宜購入すればよい
と思います。
この記事が参考になれば幸いです。最後までお読みくださりありがと
うございました。
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