中学受験の直前の1月 小学校は休ませるか、行かせるか(2025.12.14)

私の考えやネット上の体験談や記事等によれば、

以下の要素を中心に考えることになろうかと思います。

最終的には、各ご家庭の状況に応じてのご判断でしょう。

以下、1行かせる、2休ませるの各方向に傾く要素を

書き出してみました(同じカタカナが内容的に対応し

ています。)。

1 行かせる方向に傾く要素

 ア 小学校は義務教育 親にも子に教育を受けさせる義務がある           

   (通っている小学校の担任の先生が中学受験に否定的)

 イ 生活リズムを狂わせない。小学校への登校が生活リズムの維持、

  子の気分転換等となり、よい方向に働く(両親とも仕事で出勤の場

  合、家に子ひとりだと不安であれば、小学校に登校させる)

 (ウ、エ なし)

 オ 多くの時間が確保できると、勉強効率が落ちるおそれ

  (かえってだらけてしまい、親子げんかになり、子のメンタルに

  悪影響(漫画「2月の勝者」13巻))

2 休ませる方向に傾く要素

 ア 子に教育を受けさせる義務として、中学の義務教育のうち、より良い教育を

  受けさせるには、中学受験に万全の状態で臨ませる必要がある

  (中高一貫校の受験であれば、中学受験は、より良い高校の学習等環境を得る機会

  でもある。人生の岐路といいうる。)

   2025年1月のネット記事によると、都内の中学受験率の高い区トップ5の

  教育委員会ほぼ全てが、1月の登校について「基本は保護者の判断や児童の意思

  を尊重する」と回答したそう

 イ 生活リズムは、小学校に登校させなくても、親の支援などで崩れないようにできる

  (すでに入試本番を想定した朝型生活に切り替えている)

 ウ インフルエンザ、コロナなどにかかったら、最悪の場合、受験できなくなって、

  これまでの数年間の努力が水の泡。また、最後の追い込み、調整ができなくなる

  (体育等の授業で、大けが、突き指などにより、字が書けなくなるのも同様)。

 エ 首都圏だと、1月10日から埼玉、1月20日から千葉の受験が始まり、各県2校

  受けるとすれば、日程上、その合間の登校はきびしい(試験当日は早朝に家を出て、

  (又は前泊)遠距離移動、試験による疲れが生じるため。不合格となれば、立て直しを要する。

  登校して、心無い対応をされて、メンタルに悪影響があると困る。)

 オ 過去問演習、総復習など、最後の追い込み又は調整のための時間を確保したい

  (教育は、小学校の授業だけによるものとは限らず、事情があれば家庭学習でもよい

  はず)

 カ 調査書等の小学校の出欠状況の記載は、12月までが対象で、1月は対象外 

 

  この記事が参考になれば幸いです。最後までお読みくださりありがとうございました。

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