折り紙の同好会が、東大、筑駒、開成にあるのをご存じでしょうか。
東大以外の2校はいずれも中高一貫の男子校で、東大合格者数を多く輩出
しています。折り紙は、私の勝手なイメージ
では女の子に好まれる遊びですが、男の子も好きになるんですね。
我が家でも、息子は折り紙にのめりこむまではいきませんでしたが、
そこそこ楽しみました。「昆虫のおりがみ」(誠文堂新光社、1650円)
昆虫のおりがみ: 子供も大人もリアルな仕上がりを楽しめる (おりがみランド +) | 川畑 文昭 |本 | 通販 | Amazon
という本を買ったりもしました(このほか、「恐竜のおりがみ」もあります。)。
この本には、カブトムシだけでも5種類も載っていて、カブトムシ好きの
お子様にはよい本だと思います。
好きなカブトムシが作れるのであれば、男の子が夢中になりそうです。
そうなれば、折り紙という遊びを通じて、図形センスが養われ、図形問
題における思考力も養われるでしょう。折り紙の本の説明図を見ながら、
どう折ればどういう立体になっていくか考えることになるので。これは、
算数の図形問題を解いているのとほぼ同じかと。難問に対する忍耐力も
養われるかもしれません。
東大や男子最難関校に折り紙の同好会があるのは、ただの偶然ではなく、
折り紙を通じて図形問題を解く素地が出来たこどもが、算数の成績がよくて、
最難関校に合格して、そのまま折り紙を続けたい方々が多くいるからなのかもしれません。
東京近郊にお住まいであれば、お茶の水にある、おりがみ会館
にいくと、さきほど紹介したような折り紙のマニアックな本がそ
ろえてあるので、一度にいろいろ見れます。
日によっては、折り紙関係の教室もやっているようです。
私が行った日は、折り紙とは関係ないですが、藍染をしているのを見れました。
幼稚園児だった息子を連れて一度行きました。その近くのチェーンのそば屋
さんで昼ごはんを食べました。その後、息子が妻と折り紙会館に行ったとき、
そのそば屋を知っていると言って、妻を案内したときき、息子、かわいい、と
思いました(すみません、一人で思い出に浸ってしまいました。)
遊びを通じて勉強ができるようになるのが最強です。男子に算数オタクがいるのは
こういったことがきっかけかもしれません。このほか、月刊誌「中学への算数」
(東京出版)に、月によっては図形の型紙がついてくることがありますが、それで
遊ばせることが、算数にのめりこむきっかけになるかもしれません。
先取り学習のほかに、こういった素地づくりをすることも、中学受験には大切かも
しれません。
この話が参考になれば幸いです。最後までお読みくださりありがとうございました。
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